上野まり子のアジアンスター

『VOGUE JAPAN』創刊15周年特別企画「マリオ・ テスティーノ来日記念」パーティー取材レポ

VOGUE
マリオ・ テスティーノ氏

こんにちは 上野まり子です。
世界中で最も影響のあるファッション誌『VOGUE』は1892年に米国で創刊し、現在20カ国で発行されている。その日本版『VOGUE JAPAN』は1999年7月に創刊し、世界のトップフォトグラファーとのコラボレイションによる美しいビジュアルが誌面を飾り、最新のファッションとビューティの情報から文化・社会的なトレンドまで、洗練された“ヴォー グの世界”を展開している。

今年創刊15周年を迎え、9月27日には創刊15周年アニバーサリー企画として、世界で最も影響力のあるフォトグラファーの一人、マリオ・テスティーノ氏の撮影・編集による特別号を発行した。

マリオ・テスティーノ氏は世界中の『VOGUE』や 『VANITY FAIR』などの紙面、多数のハイブランドの広告ビジュアルを担当している他、世界的に著名な俳優やセレブリティのポートレートを手がけ、イギリスの王室や各国の王室、貴族などからの絶大な信頼のもと、多くの撮影依頼を受けている。

この特別号でマリオ・テスティーノ氏が選んだテーマは「日本」、そして「Obsession」。「日本人の持つある種のこだわりや一途さ、揺るがない絶対的信念を掘り下げてみたいと考えた」と本誌冒頭のページで述べている。折り畳みとなった特別な表紙を飾ったミランダ・カーは「日本の文化や伝統を心から賞賛していることを表現した」と鎧を纏い武士の出で立ち。ヘアスタイルもまげを思わせる。その他、歌舞伎役者、狂言師、バレーダンサー、舞踏家、水泳選手、そして多くのアーティストたちなど多岐にわたって取り上げられている。

INTERSECT BY LEXUS- TOKYO

10月10日(金)にはそのマリオ・テスティーノ氏をスペシャルゲストに、「『VOGUE JAPAN』創刊15周年特別企画「マリオ・テスティーノ来日記念」パーティ ー」が東京・青山の「INTERSECT BY LEXUS- TOKYO」にて開催された。パーティーは午後9時と大人のファッション誌らしい時間にスタート。マリオ・テスティーノ氏の撮影で紙面を飾った人々や各界のセレブリティ-・著名人がお祝いに駆けつ け、会場は熱気に包まれた。

マリオ・ テスティーノ氏

マリオ・ テスティーノ氏

マリオ・ テスティーノ氏

会場に到着したマリオ・テスティーノ氏は盛大な歓声と拍手に迎えられフォトコールに応えた。また自身もコンパクトなカメラを手にゲストたちにポーズをつけたりと上機嫌だった。

斎藤工氏

斎藤工氏

ファッション界や芸能界などから多くのセレブリティが来場する中、上野が注目したのは斉藤工氏。ドラマの大ヒットなど、今最も注目されている俳優の一人で、まさに輝いているという感じ。

WINNER

またK-POPアイドルグループでBIGBANGの弟分として注目のWINNERも来場、フォトコールに応じた後にはマリオ氏にアルバムをプレゼントし、和やかに談笑をしていた。
(WINNER取材分は<asia>ページに別途写真等掲載)

スクリーンには撮影時のメイキング映像が映し出され、紙面を飾った着物姿のモデルたちも勢揃い。日本髪のカツラや華やかな着物スタイルは普段なかなかお目にかかれない姿。外国人のゲストをはじめ、多くの人の記念撮影のリクエストに応じていた。準備に4時間以上かかったという彼女たち。平均身長175cmはあろうかという背丈に履物はぽっくり、それに日本髪を結い上げたスタイルは優に180cmを超え壮観だ。

フォトコールステージの向かい側には盆栽たち。紙面では樹齢500年の大きな盆栽が登場したが、この日は飾り窓にやや小振りなものが用意され、日本の伝統美も「VOGUE JAPAN」創刊15周年記念パーティーに彩りを添えた。
毎年年末には時代に影響を与えた各界の女性たちを表彰する「VOGUE JAPAN Women of the Year」も好評で注目されるところだ。


VOGUE JAPAN (ヴォーグ ジャパン) 2014年 11月号 [雑誌]
『VOGUE JAPAN』デジタルマガジンはこちら。

春花園BONSAI美術館
マリオ・テスティーノ氏の撮影に協力したこのBONSAI 美術館は多くの外国人も訪れる。世界的にも人気の盆栽。最近は日本の若者の間でも人気で、ミニ盆栽などイ ンテリアのアイテムの1つともなっている。




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