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編集後記 Jun. K(2PM)インタビュー読売新聞大阪本社版5月9日夕刊「Wa美 Sa美」

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読売新聞大阪本社版5月9日夕刊「Wa美 Sa美」Jun. K(From 2PM)

こんにちは 上野まり子です。
連載中の読売新聞大阪本社版 夕刊 「Wa美 Sa美」フロントインタビュー。
5月9日は2PMのリードヴォーカル JUn. Kさんへのインタビューをお届けいたしましたが、いかがでしたか。
さて、今回は取材当日のJun. K氏の息づかいまで感じていただけるスぺシャルな編集後記をお届けします。


読売新聞大阪本社版夕刊「Wa美 Sa美」フロントインタビュー 5月9日掲載
『“音楽”は僕の命綱 Jun. Kを感じて』
≪編集後記≫

 あの“野獣アイドル”2PMのリードヴォーカルJun. Kさんが読売新聞大阪本社版「Wa美Sa美」フロントインタビューに登場!

インタビューは4月中旬、都内のスタジオで夜7時から行われた。自らデザインしたという白いスーツにゴールドのネクタイ姿で登場したJun. Kさん。こちらから挨拶をしようとしたところ、Jun. Kさんの方から「よろしくお願いします」と美しい発音の日本語とともに握手を求められ、取材スタッフ全員と力強い握手。アーティスティックな出で立ちとは裏腹の、とても礼儀正しくフレンドリーな彼の雰囲気に現場は一気に和やかになった。

まずは撮影タイム。最初に数カット撮影したところで、Jun. Kさん自ら写真をチェックして、納得してまた撮影。こちらのリクエストに答えながら次々とポーズを決める。何ともいえない色気、オーラ。思わずため息がこぼれるほどカッコいい表情の連続で、さすがは絶大な人気を誇るK-POPアイドルだ。

続いてのインタビューは、5月14日に発売されるソロアルバム「LOVE & HATE」について。
すべて自作曲、セルフプロデュースという音源を事前に聴かせてもらったのだが、歌の上手さだけでなく、曲のジャンルの幅広さ、多彩さにとても驚いた。2PMの音楽とは全く違う世界だ。アルバムのコンセプトや、どんな風に曲を作り上げたかについて、一つ一つ丁寧に熱く語ってくれた。その姿からは、音楽が好きでたまらないという思いがひしひしと伝わってくる。彼は曲を作る時、「まずコンセプトが先にあり、ステージをイメージしてから作り始める」という。なるほど、だから彼の曲はドラマチックで、ステージを見てみたくなるのだなと納得した。

そんな彼の音楽的嗜好を探ろうと「誰か他の人の歌を口ずさむことはある?」と尋ねると、ずいぶん考えた後に意外な答えが返ってきた。「思いついたメロディーを口ずさむことはあっても、他の人の歌を口ずさむことはあまりないです」 いつも自分の音楽を作ること、歌うことに没頭していて、生活のすべてが音楽とつながっている――、まさに今回のアルバムに収録された曲『NO MUSIC NO LIFE』の世界なのだ。(ちなみにこの曲は日本のアーティスト・AIさんをフィーチャリングしており、非常にカッコいい1曲。Jun. KさんとAIさんの声が本当によく合っていて、ぜひ二人で歌うのをナマで聞いてみたい!)

途中、通訳の方が翻訳する言葉に悩んだりすると、すぐに言葉を付け加え、こちらに意図が伝わるよう気遣うJun. Kさん。独特のハイトーンでハスキーな声は、話している時も非常に耳に心地よくてリズミカルだ。そして時折見せる“垂れた目尻のパンダ”のような笑顔にこちらも癒される。

 今回のアルバムでは、タイトルや歌詞に「LOVE(愛)」という言葉が非常にたくさん使われている。何か特別な思いが込められているのかと質問すると、「愛は“信頼”と“傷”が隣り合わせだと感じている」と言い、“野獣アイドル”というイメージとはほど遠い哲学的な内容だった。厳しい練習生時代を過ごし、2PMとしてデビューしてからも決して平坦ではなかった道のりの中で、様々な経験を重ねてきたからこその感性なのだろう。アルバム(初回生産限定盤B)に収められている『手紙を書く』は、亡くなったお父様を思って書いた曲だが、ここにも彼の「愛」があふれている。そして「実はあと1曲、父のために書いた未発表の曲があり、この曲は(事務所社長で歌手でもある)パク・ジニョンさんがとても気に入ってくれている」とのこと。これはぜひ早々に発表してほしい!

 Jun. Kさんは2PMの中で一番年上だが、リーダーではない(2PMにリーダーはいない)。しかし今回のインタビューを通じて、音楽的にも精神的にも、きっと彼が2PMの支柱なのだろうと感じた。周りを包み込むような穏やかな人柄と、天性の歌声、音楽へのぶれない情熱を合わせ持つ、アーティストであることが必然の人。そんな彼の存在が、2PM全体のチームワークの土台となり、皆に安心感を与えているのではないだろうか。

最後に「ソロ活動は今後も続けるの?」と聞くと「続けたいです」とはっきりと日本語で答えてくれた。
アーティスト・Jun. Kのこれからが本当に楽しみだ。今後の活躍を大いに期待したい。これまでの彼の音楽の世界観をすべて詰め込んだというソロアルバム「LOVE & HATE」、K-POPを聴いたことがないという方も含め、ぜひ多くの方に聴いてほしい。

 恐らく一日中同じような取材を受けて疲れているはずなのに、そんなことを微塵も感じさせずに最後まで笑顔だったJun. Kさんに心から感謝したい。またインタビューにご協力いただいたエピックレコードのご担当者にも感謝申し上げる。

(ハンドルネーム:N. Sarang)

Jun. K (From 2PM)1st Solo Mini Album『Love & Hate』
2PMのリードヴォーカルJun. K。スーパーアイドルという顔とともに、 類稀なる作曲センスを持つ。
2PM日本でのコンサートで欠かせない楽曲“離れていても”を始め、彼がこれまで作りだしてきたすべての楽曲から優れた才能が感じとれる。 そのJun. Kが日本で 1st Solo Mini Album「LOVE & HATE」を発表する。
Jun. K本人が全曲を手掛け、コアなHIP HOPテイストの楽曲やグルーブ感溢れるR&B、彼のハイトーンボイスが映えるバラード曲など、アーティストJun. Kとしての多様な顔を見せている。アイドルグループ2PMとは違う顔を見せるこのアルバム。リリースは5月14日、 ここにJun. Kの真の姿がある。

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