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ソンジェ(超新星)主演 韓国ミュージカル『太陽を抱く月』プレス発表会取材レポ

韓国ミュージカル『太陽を抱く月』プレス発表会取材レポ

 こんにちは 上野まり子です。
韓国で最高視聴率42.2%を記録し、2012年度の韓国歴史ドラマ視聴率ランキング1位のドラマ『太陽を抱く月』、そのミュージカル版が12月に日本初上陸する。ドラマではキム・スヒョンが演じたイ・フォン役を超新星のソンジェが、フォンと運命の恋に落ちるヨナ役をリナが務める。10月23日、六本木のThe Terrace TOKYOにて主演の二人が顔を揃えプレス発表会が開催された。

ソンジェ  リナ

其々が挨拶後、早速質疑応答となった。
オファーが来た時に「ついに王になれる」と思ったというソンジェ、実は彼の名は漢字で“成帝”と書くと明かし、韓国でドラマ、ミュージカル共に成功を収めている作品を日本で演じられる事は光栄だとした。ソンジェとの共演についてリナは、彼は美しいビジュアルの持ち主で少しプレッシャーを感じるが、私は演技でがんばるとした。
ソンジェは時代劇ミュージカルへの出演は初、どのように演じるかを常に考えているという。またリナは今回のミュージカルでは若い役で難しそうだとした。 ところでこの日2種類製作されたポスターを初めて見たソンジェ、普段はしない前髪を上げたスタイルの一枚に“弱い王に見えないですか”と記者に聞いてみたりしたが、演技力でカバーすると。もちろんお気に入りは前髪を下ろしたいつものスタイル。

テーマの“運命的な愛”について。
“運命の愛”は女性なら誰もが憧れるもの、“運命の愛”を信じれば誰もが成し得るとリナ。 “運命的な愛”は男性も夢見ている。“愛”は求めても得られるとは限らないが、自分自身の準備が整って初めてめぐり合える、「僕はそう信じている」とソンジェ。
さてミュージカル『太陽を抱く月』の見所について。 美しい音楽が印象的な作品、少し重いが胸キュンのロマンスがこころを温かくするだろうとリナ。ソンジェは時代劇ならではの衣装や舞台装置、照明に音楽が目と耳を楽しませてくれるはず、心温まる作品に仕上がるように努力したい。“僕だけのフォン”をご披露できるように努力すると抱負を語った。 劇中の一番好きな曲を少しだけ披露して!のリクエストには“まだ練習していないので”と残念ながら却下。
ところでリナはこの作品の韓国公演の感想を群舞シーンが美しく芸術的で、振り付けの一つ一つから歌詞まで全てが意味を持つ事を感じるだろうとした。一方映像資料で観たというソンジェは時代的背景など王を演じるのは困難だろうとし、どのように自分のものにするかが課題だとした。
新作も準備中だというリナは、ミュージカルの魅力は演技と歌で1,2時間の間に起承転結が詰まっている事、今一番はまっている仕事がミュージカルだという。 5作目のミュージカルとなるソンジェはコンサートとは違い、メッセージがはっきりしていて、それが伝わった時の共感が魅力。元々役者を目指していたというソンジェ、ジャンルにこだわらず様々な経験をしたい。中でもミュージカルは大切な活動だとした。
超新星のメンバーはソロとしての活動をしており、年末にかけて公演が重なる事もある。ライバル意識は?の質問に、グループ内は微妙な雰囲気だが、「そこはお客様にお任せして」とさらりと流した。実はこの日、時代劇の経験があり、アドバイスをしてくれるというゴニルが会場に。記者たちがざわめきあたりを捜したときには、さっと姿を消して今日の主役に華を持たせた。
この日初顔合わせとなった主演の二人。ソンジェはリナ先輩にたくさんアドバイスを頂きがんばると意気込みを見せた。一方リナもソンジェをとても素敵な相手役、楽しい方で現場も良い雰囲気だろうとした。
最後にソンジェは6ヶ月ぶり、5本目のミュージカルをご披露する事になり、とても嬉しい。良い舞台をご覧いただけるように努力する。「寒いので風邪に気をつけて、幸せな毎日を!」とメッセージ。その後フォトセッションに応えてプレス発表会は終了となった。

リナ+ソンジェ

ソンジェ

リナ

【公演概要】
韓国ミュージカル「太陽を抱く月」
公演日時:2013年12月12日(木)〜12月15日(日)全8回公演
公演会場:青山劇場 渋谷区神宮前5−53−1
出演者:超新星ソンジェ リナ他
主催:(株)ウナスエンターテインメント、(株)GMP
協力:楽天チケット

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