上野まり子のアジアンスター

映画「フェニックス〜約束の歌〜」主演イ・ホンギ来日記者会見レポート

フェニックス〜約束の歌〜
フェニックス〜約束の歌〜
© KJ-net
6月7日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー
公式HP

こんにちは 上野まり子です。
映画「フェニックス〜約束の歌〜」日本公開を前に5月15日(水)FS汐留ホールで主演イ・ホンギ来日記者会見が行われた。
“こんにちは イ・ホンギです。”と緊張しつつも日本語で挨拶をした彼、“映画初主演おめでとうございます”のお祝いの言葉に“ありがとうございます”と笑顔を見せた。 これまで何度も来日をしているが映画の主演俳優としての来日は初、その気分を訊かれ“楽しいです。”と答えた。

イ・ホンギ

早速代表質問がスタートした。まずは本作を初主演映画に選んだ訳は?
台本を見た際にホスピスの存在を初めて知り興味を抱いた。上手く演じられるか心配もあったが、沢山の人々に観ていただくことで、多くの事を感じて貰えると思った。結果はどうあれ、自身の人生にとって意味のあるものになるだろうと出演を決めた。
日本語のエンディング曲「♪オレンジ色の空」を提供したことについて。 当初は別のテーマ曲が用意されていたが、少し違うと思い、自身が以前アルバムに収録する予定で作った別名の曲の提供を提案した。受理され、この映画に合わせて歌詞も書き下ろした。因みにこの「♪オレンジ色の空」は6月5日リリースのFTISLAND3rd Album「RATED-FT」に収録される。また5月18日(土)からレコチョクで独占先行配信となる。

イ・ホンギ

続いては記者質問、まとめてご紹介する。
この作品に出演することで、これまでの仕事が本当に好きなことなのかと振り返るきっかけとなった。また家族や周りの人々の大切さを感じ、後悔しない人生を送ろうと思った。
イ・ホンギは自身と同じトップアイドルを演じた。その役作りは?
監督に役作りのために共演者と一緒にホスピスを訪問したいと希望したが、共演者の演技に応じて感じたまま演じてほしいとあえて同行は許されなかった。上手く行くか心配だったが、実際には出来た。映画ではホスピスで実際に書かれた手紙が採用され、読まれている。
もし余命数ヶ月と告げられたら?
“僕はホスピスには入らない!”と断言。これまでやりたくても出来なかった事をしたいと答えた。ではこれまでやりたくても出来なかった事とは?世界一周に銀行強盗。僕は欲張りだから世界に出て食べたいものを食べ、買いたいものを買い、やりたいことをやり、残すものは残す。つまり先ほど答えた<後悔しない人生>を実践しようという事だ。ではもし両親ならば?の重ねての質問には、病状と治療の可能性にもよるが、と前置きした上、本人の想いが大切だとした。

マ・ドンソク    イム・ウォニ

共演者とのエピソードは?  ムソン役のマ・ドンソク氏は面白い性格の方。食事の時間が近づくと匂いでおかず当てゲームをした。僕は鼻が利くからとちょっと自慢化なホンギ。ボンシク役のイム・ウォニ氏は集中力がすごい人。クランクイン前の食事会では、先輩たちを前に緊張している僕が気楽にできるように気遣ってくれたとエピソードを紹介した。

イ・ホンギ

劇中にイ・ホンギがアコースティックギターの弾き語りでユ・ジェハの「♪君と永遠に」を歌う哀しくも素敵なシーンがある。
もしイ・ホンギ自身なら何を歌ってあげるか?  この質問には随分時間をかけてM.C the MAXの「♪少しだけさよなら」と答えた。“日本の曲じゃない?”と彼。M.C the MAXはX Japanの熱烈なファンでカバー曲も出している。実はこのバンド、イ・ホンギと共に上野お気に入りのグループだ。 自分たちの楽曲は?に“僕たちの曲は別れがテーマの曲が多いから”と即刻却下。

そんな彼、最近ハイテンションになったことは?には、バンドのメンバーとクラブで思いっきり遊んだ。また家も購入し、作曲のために機材も購入した。それをいじったり、ゲームをしたりと楽しく過ごしているとの答え。すると“お休みする暇がないですね!”とMC。“そうですね!”3台あるパソコンでは其々作曲、ゲーム、そして食事をして、遊んで、寝て。最近はダイエットのためにジム通いもしている。“痩せたでしょ!”には記者の反応がイマイチ。“ちがう?ちがう?!”と彼、少々残念そうだ。

イ・ホンギ

子供の頃から演技がしたいと思っていた。ドラマ「美男<イケメン>ですね」出演後には演技に対する欲が70%、歌への欲が30%という割合だった。最近は歌が70%、俳優が30%。だが理想は50%、50%で只今努力中。6月15日からFTISLANDアリーナツアーもスタートする。またこの映画には誰も興味を示さなかったというメンバーも其々ミュージカル出演などの予定。夏には揃ってサマーソニックへの出演が決定している。
初の主演映画「フェニックス〜約束の歌〜」は心温まる作品で、自分の人生を振り返る良き機会となるだろう。多くの方に観て頂きヒーリング効果を味わってもらいたい。“期待して!”と笑顔を見せて記者会見はフォトセッションへと移った。

イ・ホンギ

【今日の一言】
登場当初は緊張で強張った笑顔だけだったイ・ホンギだが、記者質問も中盤になると彼本来の明るく快活なところがやっと顔を覗かせた。だんだん手振りも入れて饒舌になって行く。長い時間をかけて主演を射止めたイ・ホンギ、まだまだ多くの事を語りたかったのだろう。

★「フェニックス〜約束の歌〜」プレミア前夜祭舞台挨拶取材レポート★

【フォトギャラリー】

イ・ホンギ  イ・ホンギ
イ・ホンギ5月14日羽田来日時

フェニックス〜約束の歌〜
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【作品概要】
2013年/韓国/100分
監督ナム・テクス
出演イ・ホンギ、マ・ドンソク、イム・ウォニ、ペク・ジニ
配給:東宝東和
配給協力:東宝映像事業部
提供:KJ-net
【ストーリー】
トップアイドルとして日々を気ままに過ごすチュンイ(イ・ホンギ)は、些細なことで暴力事件をおこし、社会奉仕活動として末期癌患者のホスピスに行かされる。そこで出会ったのは一癖も二癖もある人間ばかり。社会奉仕にもおざなりなチュンイの監視役で口うるさいアンナ(ペク・ジニ)、腕の刺青をちらつかせては煙草をねだるムソン(マ・ドンソク)、病院を抜け出して酒場に行くボンシク(イム・ウォニ)に、なんでもかんでも激写する女の子ハウン(チョン・ミンソ)。 病人とは思えないその振る舞いにあきれるチュンイだが、奉仕活動を早く終わらせるため彼らのバンド“フェニックス”の面倒をみることに。腕前は素人なのに文句の多いメンバーにチュンイは苛立つが、彼らの本当の思いを知った時、チュンイの中で何かが変わっていく。

★日本公開エンディングソング曲「オレンジ色の空」★
<FTISLAND(アルバム「RATED-FT」収録>

FTISLAND(アルバム「RATED-FT」
RATED-FT(初回限定盤A)
発売元:WARNER MUSIC JAPAN)

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