上野まり子のアジアンスター

オム・ギジュン日本初ファンミ&ミュージカルライブ取材レポ

オム・ギジュン

こんにちは 上野まり子です。
オム・ギジュン  韓国ミュージカル界のトップスターであり、ドラマでも人気の俳優オム・ギジュンが1月16日、17日の両日イベントを行った。 韓国で現在ミュージカル公演の真っ最中、また翌週からは初主演ドラマ「ザ・ウィルス」の撮影がスタートするという過密スケジュールの中来日したオム・ギジュンは16日のイベントを前に記者会見を行った。 2日連続で全く違うタイプのイベントを準備したことについて、昨年秋のミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」日本公演の際にわずか5公演しか出演できなかったことを上げ、日本の皆様に自身の様々な姿をお見せするために時間をかけて準備して来たと語った。 さて大田アプリコ(大田区蒲田)で開催されたイベントは16日「オム・ギジュン ファーストファンミーティング〜千変万化〜」、17日「オム・ギジュン ミュージカルライブ〜LIFE HISTORY〜」と題され、2日間で2200名を動員した。

オム・ギジュン

「オム・ギジュン ファーストファンミーティング〜千変万化〜」(1月16日)。 作品ごとに全く違う役を演じるオム・ギジュン、出演ドラマの映像を振り返りながらのトークタイムでは役へのアプローチの為に準備するという沢山のメガネを披露。実は2009年にレーシックの手術を行いすでに目は良くなっているというオム・ギジュンだが、“涼しい顔立ちなのでメガネをかけています。”と会場を沸かせた。 俳優仲間からのお祝いのビデオメッセージ。飲み仲間だというムン・グニョンからは“ギジュンさんは本当にお酒好き”と、兄弟みたいな関係だというユ・ジュンサンからは“彼は裸で寝る”と秘密を暴露される一こまも。また若手女優パク・ボヨンからのサプライズメッセージには“僕の理想のタイプなんです!”と大テレ。 そしてミュージカル曲「♪時は来た」(ジキル&ハイド)と舞台の共演仲間であるシン・ソンウの「♪愛した後」の2曲を披露した。イベント終了後には握手会が設けられた。

オム・ギジュン

2日目。「オム・ギジュン ミュージカルライブ〜LIFE HISTORY〜」(17日)はオム・ギジュンの俳優人生を振り返りながら、代表的な出演作のミュージカル・ナンバーを披露するコンサート形式のイベント。 高校3年の時に初めて見たミュージカルに影響を受け、大学は舞台芸術学科へ進学したオム・ギジュンは小さな役を重ねながら、ここまで来たと紹介。一番好きだという創作ミュージカル「ウェルテルの恋」より「♪足を動かせなくて」をしっとりと歌った。

オム・ギジュン+ペク・ミンジョン

 さらに、数々のミュージカルで共演してきた女優ペク・ミンジョンがゲストとして登場、彼の代表作「ジャック・ザ・リッパー」、「モンテ・クリスト」、「ヘドウィグ」のナンバーをデュエット、息のあったステージを披露した。トークタイムでは“オム・ギジュン氏は血液型がトリプルAの小心者ですぐすねる”と暴露、それでも親しい人の面倒はよく見る方で、思いやりがあり情の深い人だと紹介した。

オム・ギジュン

 初日には、“僕がこんなイベントをしていいんでしょうか?”と遠慮がちだったオム・ギジュンだが、2日目には日本のミュージカル俳優・伊礼彼方(いれい・かなた)と2人でジャック役のモノマネをしたりとお茶目な一面も見せた。
   2月9日まで韓国で「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の公演を行い、2月末からは「三銃士」、その他再演、新作のミュージカルを準備中。また主演ドラマ「ザ・ウィルス」、さらに5月には主演映画『物語』の公開が控えている超過密スケジュールのオム・ギジュンだが、“みなさんが呼んで下さったら、僕のミュージカル公演を日本でもたくさんお目にかけることができると思います”と締めくくった。


オム・ギジュン出演作


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