上野まり子のアジアンスター

美しいハーモニーでファンを魅了「Monday Kiz Concert with Band Tokyo 2012 」レポ

Monday Kiz

こんにちは 上野まり子です。
「Monday Kiz Concert with Band Tokyo 2012 」が7月21日東京・ヤクルトホールにて開催された。
Monday Kizは数々の人気ドラマの主題歌や挿入歌を歌い、韓国では”ドラマ主題歌の帝王”と呼ばれているR&Bボーカルグループ。コンサートタイトルにもあるように今回は生バンドを引き連れての単独コンサート、彼らの意気込みも伺えるというものだ。

Monday Kiz

昼公演の開演は午後2時、梅雨の再来を思わせる雲行きの中、彼らのすばらしいハーモニーを聴こうと多くのファンが集まった。 4thアルバム『Ru:t;』から「♪散らばって」、3,5集『Recollection』から「♪心で叫ぶ」でスタートしたコンサート。
“ミナサン、キテクレテアリガトウゴザイマス。”と挨拶、外は雨だけど気分は熱い、雰囲気いいですね!と日本語で続けた。
「♪この夜があけると」(『Nostalgia 』Part2)の後は自己紹介。 リーダーでおじさん役担当と他のメンバーより少し年上のイ・ジンソン。Monday KizのNo2ハン・スンヒ、Monday Kizきってのイケメンとの自己紹介はイム・ハンピョル。

Monday Kiz

そして韓国において最も有名な曲「♪足跡」(3.5集『Recollection』)はスンヒ、ジンソン、ハンピョルと歌い継いでゆく曲。
たどたどしいながら懸命に日本語でMCをこなす彼ら、だが日本語の先生から教わったというギャグは少々古く大すべり。“ダマサレタ!”と残念がるメンバーだが、それでも会場は笑いに包まれた。
続いては昨年の12月にリリースした2ndミニアルバム『The Ballard』からタイトル曲「♪尾行」を深くたっぷりとした歌声で。語るように歌ったのは3,5集『Recollection』から「♪こんな男」。
ハン・スンヒのソロステージはジャズの名曲「♪Super Star」(Luther Vondross)、その歌声はニューヨークのジャズクラブで大人の夜を過ごしているかと錯覚するほど、まだ20才代前半なはず、圧倒的な実力に驚いた。
歌い終わると“スンヒさんの歌にはソウルが沢山ある”と他の2人のメンバーが再登場。次のソロステージをジャンケンで決める事に、日本語で“サイショハ グー・・・”、勝ったのはリーダーのジンソン。ハンピョルのソロステージは次回にお預けということで決着。 そしてジンソンの選曲はというとFT Islandの「♪ひどく」。自身がデモテープで協力したと紹介、Keyが高くてというが素直で美しい歌声だ。
メンバー3人が揃ったステージではこの日会場でも販売していたミニアルバム『Ballad』から「♪壊れた列車」、R&Bグループである彼らのHipHopは一味違う。“一緒に歌って!”と楽しい曲「♪愛してる、そして覚えていて」、定位置を変えての歌唱だ。
大ヒットご存知「♪Bye Bye Bye」、途中でトークを入れたのは生バンドならではのアレンジだ。

Monday Kiz

一旦ステージを去った彼ら、今度はメドレー。
ジンソンとスンヒが長髪にヘアバンドという扮装で登場、ダンスパフォーマンスも見せてBIG BANGの「♪Fantastic Baby」。
ハンピョルソロは「♪Move Likes Jaggar」(Maroon 5)、高いKeyでも軽やかに歌う。続いて再び赤いサテンのガウンを羽織ったジンソン、スンヒが歌うは「♪イテウォンフリーダム」(UV)、まるでロックミュージカル。
メンバー揃って「♪今すぐ会おう」(Leessang)、「♪Go Away」(2NE1)、スンヒのコミカルなダンスパフォーマンスも加わった「♪芸能人」(PSY)、ツィストを踊りながらは「♪揺らしてください」(チョルサ)、楽しくノリの良い曲は韓国を代表するアーティストや後輩アーティストのヒット曲達。中央に張り出したステージまで出てきてパフォーマンスを繰り広げた。

Monday Kiz

さすがに息を切らしたメンバーだったが、驚くのは直後に歌った日本語の「♪悲しみにさようなら」(安全地帯)、さっきまで踊って歌っていた人とは思えないほど。息の乱れもない。スンヒソロ部分で詰まったのは歌詞を忘れたせいではなく、想いがこみ上げてきたから。
“ミナサン、キテクレテ アリガトウ”、最後は代表曲「♪行かないで」(4thアルバム『Ru:t;』、曲は新たなアレンジへと。
アンコールはキム・ソヨン、パク・シフ主演ドラマ『検事プリンセス』のOSTから「♪Good Bye my Princess」。
手を繋ぎ、ステージ左右へ移動してのお辞儀したメンバー、“物足りなければ二部へお越しを!”とちゃっかりPRも忘れない。
こうして昼の部は終演となった。

なお、9月7日〜9日までの2泊3日でMonday Kizコンサート観戦ツアーイン・ソウルも
実施、詳しくはオフィシャルサイトにて

■Monday Kiz JAPAN OFFICIAL FANCLUB

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【今日の一言】
Monday Kizは当初、イ・ジンソン、キム・ミンスのデュオとして活動していた。だが人気急上昇中にキム・ミンスが交通事故で急逝する。一時はMonday Kiz解散を宣言、その後イ・ジンソンは諦めずに『ベートーベン・ウイルス』、『アクシデント・カップル』、『カインとアベル』など話題のドラマOSTへ参加するなどソロとして活動を続けた。
そして新メンバー ハン・スンヒ、イム・ハンビョルを加え、2010年4月ドラマ『検事プリンセス』OSTに「♪Goodbye My Princess」で参加。同年5月には新生Monday Kizとして活動することを公にし、4集「ru:t;」を発表した。その後も数多くのドラマOST参加など活動を繰り広げ、今や最初からのメンバーのようにハーモニーも一層美しく、各々の力量も磨かれ、素晴らしいアーティストとして多くのファンを魅了している。
今回のコンサートも様々なジャンルを縦横に歌い上げ、フルスロットルで素晴らしいステージを届けてくれた。今後ますます注目のグループの一つだ。


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