上野まり子のアジアンスター

映画『ただ君だけ』ソ・ジソブ、ハン・ヒョジュ来日記者会見レポート

「ただ君だけ」来日記者会見
© OFFICE MARIKO

こんにちは 上野まり子です。
6月30日(土)に公開となるソ・ジソブ、ハン・ヒョジュ主演映画『ただ君だけ』。 チャールス・チャップリンの名作『街の灯』をモチーフに21世紀の今も変わらない純粋な愛の美しさを見事に描き、韓国では130万人を動員した。
映画公開を前にした6月7日(木)、主演のお二人が揃って記者会見に臨んだ。 会場は東京銀座のホテル西洋バンケットルーム「サロン ラ ロンド」、韓国人気スターの来日とあって多くのマスコミが取材に集まった。

「ただ君だけ」来日記者会見
© ほっとコリア

ハン・ヒョジュさん、続いてソ・ジソブ氏が登場、冒頭より多くのフラッシュがたかれ人気振りを見せた。
ソ・ジソブ氏は『ただ君だけ』を日本でご覧いただけるのは光栄で嬉しいと挨拶。ハン・ヒョジュさんは“こんにちはハン・ヒョジュです。”と日本語で挨拶した。
早速、記者質問のコーナーとなった。
『ただ君だけ』は美しくも哀しい純愛を扱った作品、そこで質問はときめいたシーンは?

ソ・ジソブ
© ほっとコリア

ソ・ジソブ氏はやや考えてからマイクを取り上げて, 駐車場のBOXでチョルミンとジョンファが初めて出会うシーンと答えた。
一方ハン・ヒョジュさんはたくさんあるが、その中でも川辺で石を探すシーンと二人が初めてチョルミンがジョンファの手を取るシーンを上げ、それが二人の恋愛の始まりだったようだと答えた。
撮影で大変だった点は?との質問には、ボクサーという役どころでアクションシーンが多かった点で肉体的には大変だったが、それ以上に恋愛の感情の維持が難しかったと答えたソ・ジソブ。または視覚障害者役を演じたハン・ヒョジュさんは視覚障害者を表現するだけではなく、愛が深まり、その感情を維持するのも難しかったと言う。
素敵な恋愛を描いて見せてくれた二人。ではそれぞれお相手の印象は?
TVなどの映像で観ていたハン・ヒョジュさんは溌剌としていて弾けるイメージを持っていたというソ・ジソブ氏は、今回初めてお会いしたが、演技に対し真剣で慎重なタイプだったと明かした。一方ハン・ヒョジュさんは先輩とご一緒できて光栄だ。暖かく余裕がある方で、楽に演技が出来るように配慮してくれたと語った。
この時ソ・ジソブ氏は用意されたペットボトルを開けて、グラスに半量ほど注いで、上品に一口。その時にも彼女のグラスに目をやり、お先に失礼という感じで配慮。
初共演だったお二人、撮影エピソードは?
『ただ君だけ』は温かいが胸痛むストーリーだが、現場は明るく楽しかった。それは映像にも現れているとソ・ジソブ氏。ハン・ヒョジュさんも劇中で二人が幸せだった時は少ないが、そんな幸せなシーンではこちらも幸せな気分だったと答えた。

ハン・ヒョジュ
© ほっとコリア

ところで視覚障害者という難しい役どころを演じたハン・ヒョジュさん。その役作りには事前に様々な作品を観たり、実際に障害者の生活習慣などにふれて研究したという。そして撮影に入ると少しずつ表現を工夫していった。
では、このような恋愛を二人はどのように思っているのか。
美しいだけではなく、苦痛や犠牲を伴うのが恋愛。それが力になり、恋愛をリードして行くと先輩らしくソ・ジソブ氏。実際にはありえないように見えて、なくはない高貴で美しい恋愛は、辛くもあるがすべての女性が憧れるだろうとハン・ヒョジュさん。
ところでハン・ヒョジュさんはソ・ジソブ氏を<アジョシ(おじさん)>と呼んでいたそうだ。<アジョシ(おじさん)>にはまだしばらく時間があると思うのだが、そう呼ばれてどんな気分か?と問われたソ・ジソブ氏はこの時やっと笑顔を見せた。
先ほど彼女が先輩と呼んでくれたが久しぶりだ。<アジョシ>は愛称だと思っているから気分が良い。ヒョジュさんは撮影前から<アジョシ>と呼ばれていたし、それは撮影中も、撮影後の今も変わらない。最近では<アジョシ>と呼ぶ人が多い。
最後になってにこやかな雰囲気となった会場では続いてフォトセッションが行われた。

「ただ君だけ」来日記者会見

「ただ君だけ」来日記者会見
© OFFICE MARIKO

拍手で送られる二人、ソ・ジソブ氏は自身も拍手し、深く一礼して記者会見会場を後にした。
その後、場所を丸の内ピカデリーに移してのジャパンプレミアが行われた。 舞台挨拶はページを改める。
*一部写真はほっとコリアよりご提供頂いた。 (http://hot-korea.com/)

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夢を見失った男と、視力をなくした女、運命の日に二人は出逢った・・・。
ソ・ジソブ×ハン・ヒョジュ

ただ君だけ
© 2011 SHOWBOX / MEDIAPLEX AND HB ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED.
6月30日(土)より丸の内ピカデリー他にて全国公開
http://www.tadakimidake.com/
@韓流ぴあチケット

2011年/韓国/105分
原題:Always(英題)
監督:ソン・イルゴン
脚本:ソン・イルゴン/ノ・ホンジン
出演:ソ・ジソブ(『映画は映画だ』「ごめん、愛してる」)
ハン・ヒョジュ(「トンイ」「春のワルツ」)
配給:ポニーキャニオン/コムストック・グループ

<STORY>
夢を見失った男と、視力をなくした女、運命の日に二人は出逢った・・・
ボクサーとしてチャンピオンになった経験もありながら、今は仕事場の駐車場の狭い部屋で独り寂しく夜を過ごしている男チョルミン(ソ・ジソブ)。 彼は、暗い過去のために夢を見失い、心を固く閉ざしていた。
そんな彼のもとに、視力を失いつつも、いつも明るくはつらつとした女性ジョンファ(ハン・ヒョジュ)が現れる。
人懐こい彼女の笑顔に、少しずつ心を開いていくチョルミン。 彼女との愛を確かめ、もう一度ボクサーとして頂点を目指して充実した日々を過ごすチョルミンだったが、その一方でジョンファの視力は急激に低下していた。
そしてチョルミンは衝撃的な事実を知る。ふたりの運命を分けたのは、あの5月5日だったことを・・・。

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