上野まり子のアジアンスター

イ・ジュンギ変わらぬエネルギーで「Coming Back!」ファンミーティング

イ・ジュンギ

こんにちは 上野まり子です。
今年2月16日に除隊したばかりのイ・ジュンギが早速来日、2年ぶりのファンミーティング『Coming Back!』を開催し、名古屋、横浜、大阪で4公演、1万6千人を動員した。 また除隊後初となるNewシングル「Deucer」は3月15日付けオリコンデイリーチャートで見事第1 位を獲得し、名古屋公演中にそのニュースを聞いたイ・ジュンギはファンへの感謝の気持ちを伝え、最高の笑顔を見せた。

さて3月18日の横浜公演会場は入隊直前のファンミーティングと同じく横浜、まさにイ・ジュンギ帰還の感を覚える。
パシフィコ横浜国立大ホール、スクリーンには子供の頃からの様々な姿が額縁に飾られた写真で紹介された。

イ・ジュンギ

イ・ジュンギ

すると突然炎と共にジャンプアップして姿を現したイ・ジュンギ、「♪一言だけ」に会場は絶叫に包まれた。“オッス、ヨコハマ!”と懐かしい声。ファンとの再会の喜びにフルスロットルのスタートだ。
“スプレンダー、オヒサシブリデスネ!”と彼、“マッテテクレテ ホントウニ アリガトウ!”と会場のファン一人一人に<ただいま!>と挨拶しているようだ。“ジャンプして、叫んで、楽しんで!”とダンサーも加わり「♪Fiery Eyes」。定評のあるダンスも変わらず、ステージでは炎が燃え盛る。

映像は急な入隊となった事を謝るイ・ジュンギの姿。あれは2年前の5月3日。短くした髪をしきりに気にしながら見送りのファンの前に立って挨拶する彼。突然声を詰まらせた彼にファンは“泣かないで!”、そしてイ・ジュンギコール。いい俳優になって戻ってきますと誓い“お元気で!”と敬礼する姿に、会場のファンもあの時が甦ってきたのか静まり返った。
そして今年2月16日、ついに除隊の日を迎えたイ・ジュンギ。この日も多くのファンが国内外から駆けつけ出迎えた。笑顔で手を振りながらゲートを出てきたイ・ジュンギは良い作品に出演することで待っていてくれたファンにお返しをすると誓った。そんな彼だが、除隊は手放しに喜ばしいことでもなかったようで、寂しいとインタビューに応えている。 それでも入隊中は多くの事を学んだと話した。

“ジュンギ―!”のファンの声にスキップで再登場の彼、今度は真っ白な衣装だ。 “昼公演に来た人は?”に殆ど全員が手を上げた会場。“2度目の人も初めて聞いたように驚いてね!”と茶目っ気たっぷりに始まったのはトークタイム。
ここ横浜とは縁が深いという彼、新人時代に来日して夢と希望を与えてくれた街だと言う。また先ほども話題としたが、入隊直前に行なわれたファンミーティングもこの会場。あの時は混乱していて入隊を告げることが出来なくて暗い状況にあったと振り返った。 そして除隊。“お疲れ様でした”のファンの声に立ち上がって“アリガトウゴザイマス! ムカシノママノ イ・ジュンギデ カエッテキマシタ。” 入隊して気づいた事は、いかに多くの人に助けられ、支えられていたかという事。軍隊では全て一人でやらなければならない。また同じく入隊中の歌手パク・ヒョシンとは道路に座ってお互いメークをしあったとエピソードを語った。ファンが肌の事を心配して多くの化粧品を贈ってくれたと言う。

除隊後初のNewシングル「Deucer」は3月15日付けオリコンデイリーチャート1位を獲得、皆さんのおかげですと彼。入隊中に新人が活躍して人気を得ていると聞いたが、その人気はすぐに取り戻す、最善を尽くしていくと彼らしい宣言だ。

そしてバラード「♪愛を知らない」、“一緒に歌って!”。ファンのペンライトもゆっくりと揺れた。
“会わない間にアクションも良くなり、若くなったね!”と彼。ニューアルバムから、離れて行った愛する人を想う曲「♪The Rain-韓国語-Ver.-」、歌手ではないけれど、気持ちを込めて。スクリーンでは大都会が大粒の雨に煙っていた。
続いては同じくnewシングルから「♪Born Again」のレッスン風景。除隊後すぐに活動を再開した姿。そして日本語のレコーディング風景。公演の為に汗を流す姿は入隊前と少しも変わらない。

続くステージは聞き覚えのある声、イ・ギチャン。韓国で高い視聴率を獲得した時代劇『太陽を抱く月』から「♪違うことを」。
因みにこのドラマはNHKでの放送が決定している。続いて大人気ドラマ『DREAM HIGH 2』から主題歌「♪痛い希望」。
イ・ジュンギファンミーティングのゲストとして皆様にお会いできて嬉しいと挨拶。最後に韓国ドラマ『ごめん、愛してる』の主題歌になって更に人気を得た「♪雪の華」はピアノの弾き語りで。歌手だけではなく、自らプロデユースも手がける多彩なイ・ギジャンのステージも終了。

今度は投げキッスで登場のイ・ジュンギ。“もう一度、イ・ギチャンさんに拍手を!”とゲスト出演をしてくれた先輩に敬意を表した。 ファンに万遍なく視線を送るイ・ジュンギ、一時もじっとしていない。2Fも、3Fも見上げて手を振る。 MCもこなすイ・ジュンギ、その方法も韓国とは違うと韓国流を披露。3ヶ月以内には日本語をマスターしてバラエティー番組に出演すると意気込みを見せた。

イ・ジュンギ

さてさてトークは一問一答コーナー。
Q:日本の俳優で共演したいのは?
A:宮崎あおい
これにはファン全員がダメ出し。最も既に共演をしているから出した名前だろう。では誰が良いのかと、今度はイ・ジュンギ自身が直接訊いてみようと、ついにステージを降りてファンの元へ。当然その場は騒然。彼がマイクを向けると其々女優の名前を挙げる。しかし周りのファンからはすぐに“エ〜!”の反応。そこで“では日本の監督のキャスティングを待つことにしよう!”と上手い答え。
それにしてもいつもファンとの時間を大切にし、自らファンミーティングの企画にも参加する彼。ファンミーティングはファンと楽しむ為のもの、もっとファンの傍に行ける様に進歩しなきゃ!と提案。アイディアは既に練ってあるようで、その一つはワイヤーで2F、3Fにも飛んで行くというもの。こちらは私達が実現を持つことにしよう。
Q:誰にも負けない事は?
A:体力。
始めたら、何事もやり通す性格。自らを“スーパー、カッコイイ!”と称すが、それはファンも同様に思っている事。
Q:人格が変わる時は?
A:お酒を飲んだ時。
お酒を飲みながらのファンミーティングも良いね、とファン一人一人にお酒を注いで回るしぐさを見せた。
Q:愛用の下着はどんな形?
A:その時の気分次第。
恥ずかしそうにするイ・ジュンギにファンは容赦ない。“じゃ、今日は?”
これには彼もたじたじ“ミンナ エッチダナ!”と言いつつ、“フィットしているタイプ”、後は想像に任せると上手く逃げた。
Q:自宅のインテリアのお気に入りは?
A:4重になったカーテン。
インテリアにはあまり気を使わないほうだが、不眠症の為に光を遮る必要がある。それはまるで王室のようだと、さぞや豪華なところにお住いと見える。
Q:贅沢だと思う事は?
A:お金は使わない方だ、唯一かけるとするなら車。
外出嫌いの彼は、それでも俳優の仕事をする上で世の中の見聞も欠かせない。そこで車で外出することに。それにも増してお金を賭けたいのはファンのためのステージ。セットが豪華になったら、イ・ジュンギ儲かっているなと思っていただいても良いと笑いを込めて話すが、まんざら冗談とも言えない。
Q:最近覚えた日本語は?
A:1からやり直すつもりで勉強している。
それでもこんなエピソードを紹介してくれた。 もう忘れたと思っていた日本語も、来日してみると思ったより聞き取れて自分でもびっくりした。出来ればもっと頻繁に日韓を往来して活動をしたい。実は初志貫徹の性格からか、既に不動産屋めぐりもしたそうだ。
一問一答コーナー最後は、イ・ジュンギだけが持つ、とっておきのポーズをカメラに。
カメラに向かって見せてくれたのはデビュー当時話題となったクレヨンしんちゃんの顔まね。しかもセクシーポーズのおまけ付きでサービス満点だ。

2年もの期間を待っていてくれたファンへの嬉しいプレゼントはフォトタイム。会場は一斉にカメラの海。彼の“1.2.3!”の声に合わせてフラッシュの嵐だ。ステージ左右いっぱいに足を運び、2F,、3Fにも手を振る大サービス。今度はファンをバックに記念写真撮影。“ジュンギの<ギー>で、笑顔に!”と彼。
今度はプレゼントを仕込んだ銃?が持ち出されて会場に向けて撃ち放した。歓声の大きい方にと彼の合図で左右からも。ここで披露されたのはライフル裁き。さすが実際に軍務についただけあって見事。

イ・ジュンギ

こうしてプレゼントコーナーも終了。いよいよイベントもラストに向かった。
“一番好きなダンス曲は?”と問う彼に、会場からは“♪J-Style!”の声。切れの良いダンスを披露した彼、荒い息もセクシーだ。 “最後の曲です!”に会場からは“エ〜!”の反応。“宿題はやって来た?”には“イェー!”の返事。「♪Together」、ファンのペンライトのブルーが漣のように煌く。銀色のテープが放たれ、“Thank You YOKOHAMA! マタ アイマショウ!”とステージを後にした。

勿論ファンはアンコールの“イ・ジュンギ!”コール。
スクリーンにはファンのアンコールの声の大きさを計ろうと乾電池型のボルテージ計。グリーンのボルテージは徐々に上がる。そしてフルになった時、イ・ジュンギは動物の柄のつなぎにサングラスで登場、「♪High tech」(Epic High)ネーム入りのタオルをグルグル回して最後まで元気だ。汗を拭ったタオルはファンへと投げ入れ、イ・ジュンギのファンは最高!!と絶叫。“アリガトウゴザイマシタ”とバックステージへと姿を消した。それでもファンのアンコールは続く。
そして大ラスは「♪慈しみの樹」、スクリーンには懐かしい写真が映し出された。最後まで得意のダンスでファンを楽しませるイ・ジュンギ、いつしか天上からはハートマークとなった紙花びらが舞い降りてきた。

イ・ジュンギはスタッフ、バンドにもお疲れ様でしたと挨拶し、“ミナサン、アリガトウゴザイマシタ。マタ アイマショウ!”と大きなハートマークを作ってステージ上段から静かに下がって行った。
スクリーンには<君たちがいつも傍にいたからと・・・>とファンへの感謝のメッセージが綴られた。

*なお写真は記事の場面と必ずしも合っているとは限りません。

★★ New シングル 「Deucer」★★

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イ・ジュンギ日本公式サイト SPLENDOR
http://www.joongi-splendor.jp/


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